『青空文庫』とは何ぞや!?利用編:便利に使おう「図書カード」

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今回は『青空文庫』図書カードファイルについて調べてみたので、利用編として紹介しよう。

『青空文庫』を便利に使うコツ

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『青空文庫』の図書カードを利用しよう

作品を読むために必要なファイルは、「図書カード」から引き落とせます。
「図書カード」「作品名」「著者名」の下に表示されている「いますぐXHTML版で読む」(もしくは「いますぐHTML版で読む」)をクリックすると、ウェッブブラウザーのウインドウに作品を表示させることができます。
ある作品に用意されたファイルの種類をすべて確認してから、引き落とすものを決めたいときは、「いますぐXHTML版で読む」の左の、「ファイルのダウンロード」をクリックしてください。
「ファイルのダウンロード」欄には、この作品に用意されている、すべての形式のファイルが並んでいます。テキストは、もっとも基本的な形式のファイルです。青空文庫形式のテキストに対応した、様々な表示ソフトが開発されています。
「青空文庫のXHTML,TEXTの読み方」(http://www.aozora.gr.jp/readingTEXT/)には、読みやすくするための方法が紹介されていますので、こちらもご参照ください。

ファイルを利用してみよう

青空文庫には、作者の死後50年を経て著作権の消滅した作品と、著作権者が「インターネットを通じて読んでもらってかまわない」と判断したものの、二種類がおさめられています。
著作権が消滅した作家の「作家別作品リスト」と「図書カード」は、の地色で表示されます。
著作権の消滅した作家別作品リストの図著作権の消滅した図書カードの図
著作権が存続している作家の「作家別作品リスト」と「図書カード」は、ピンクの地色で表示されます。
著作権の存続している作家別作品リストの図著作権の存続している図書カードの図
著作権が消滅したものについては、原則自由に利用できますが、利用に当たっての注意点が、「青空文庫収録ファイルの取り扱い規準」(http://www.aozora.gr.jp/guide/kijyunn.html)に示されています。
また、著作権存続の「作家別作品リスト」と「図書カード」には、「*著作権存続* 作品の取り扱いについては「ファイル取り扱い規準」を御覧ください。」と注記されています。著作権存続作品のご利用をお考えの場合は、規準を閲覧した上で、作品ファイルの文末や著者のサイトを確認し、そこに記された指示・許諾に従ってください。(なお、翻訳された作品に関しては、訳者に独立した著作権が生じています。書いた人の権利は消滅していても、訳した人の権利が生きている場合、これらは、「著作権の存続している作品」に該当する点、注意してください。)
(※文章は『青空文庫』WEBサイトより引用しています)

図書カードをうまく使い、ダウンロードしてみよう。次はいよいよキンドルとの互換性について紹介予定である。